手にできる水虫について

水虫というと足にできるものというイメージが強いものですが、基本的に白癬菌という真菌が原因でおこる感染症ですので、極端な事を言えば体中どこにでもできる可能性があり、露出していることが多い手にもできることがあります。
ただ、一般的に靴などで蒸れやすい足と比べると手は露出していることが多く、また洗う機会も多いため、手から発症することはあまりなく、多くの場合が足の水虫からの二次感染となっています。
例えば、水虫を患っている足の爪を切った後に手の爪を切ってしまったり、白癬菌が付着するトイレや浴室のマットに手で触れてしまった時などに感染して手の水虫が発症することがあるのです。
ですので、もともと、足の水虫がある場合、手に異常が現れた時は感染を疑った方がよいでしょう。
そんな手の水虫の症状は、主に手の平にあらわれやすく、皮膚の角質がだんだんとひび割れて、ボロボロと皮が剥がれ落ちるというものです。
痒みや痛みが出ることはあまりなく、でたとしてもそれほど強いものではないため、手湿疹と勘違いしてしまうこともあります。
ただ手湿疹は両手に発症することが多いのですが、手の水虫は片手だけということが多いため、疑った場合は、そうした症状から判断するとよいでしょう。
もちろん、他の部位への感染や他者への感染などを予防するためにも、手の水虫を疑った時にはきちんと皮膚科で診断を付けてもらうことが大切です。
皮膚科では、患部の皮膚の一部を採取して、顕微鏡で観察し白癬菌の有無を確認することで明確に診断を付けることができます。
手の水虫は足の水虫同様、放っておいても自然に治るということはないため、こうした診断を受けた上で適切な治療を受けることが必要なのです。
治療は基本的に抗真菌作用を持つ塗り薬が使われますが、手の水虫の場合、手は日常的に使うものですので支障をきたさないように飲み薬が用いられることもあります。仕事柄、塗り薬が難しいというのであれば医師に相談をしてみるとよいでしょう。

 

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