白癬病ってどんな病気?

白癬病は、カビの一種である白癬菌による皮膚の感染症です。
白癬菌は、ヒトの皮膚や髪の毛、爪に含まれるケラチンという物質を好み、高温多湿の環境下で繁殖します。
汗をかきやすい手や頭皮、股などでも繁殖しやすいものの、ほとんどは足に見られます。
通気性の良くない靴を長時間履いていると、汗をかいて靴の中が蒸れやすくなります。
この高温多湿は、白癬病を引き起こす白癬菌が好む条件であるため、白癬菌の繁殖を招きます。
また、汗をかくと皮膚はアルカリ性に傾きますが、白癬菌はアルカリ性を好みます。ですので、より繁殖が促され、白癬病を引き起こします。
このような状態を避けるためには、皮膚を清潔に保つことが大切です。
靴下はコットンなどの通気性の良い素材で作られたものを選び、靴も通気性に優れた素材やデザインのものを選ぶようにします。
長時間履かなければいけない場合は、定期的に靴下を変えたり、汗拭きシートなどで拭くなど、菌が繁殖しない環境を保つことが大切です。
清潔な皮膚では、弱酸性を維持できるため、菌が繁殖しづらく、感染を防ぐことが可能です。
また、白癬菌は床やスリッパなど素足に触れるものを通して感染することもあります。
単に菌が皮膚に付いただけでは発症に至りませんが、不潔な状態のまま放置しておくと、皮膚内に菌が侵入して感染につながります。
季節では、気温が高くなる春頃から増え、夏場にピークを迎えます。
冬場は少なくなりますが、通気性の悪いブーツを長時間着用していると蒸れやすくなります。すると、夏場と同じような環境になるので、注意が必要です。
白癬病は日本人のうち5人に1人がかかっていると言われており、感染病の中でも一般的です。
特に、家族に白癬病にかかっている人がいる・常にストッキングを履いている・通気性の悪い靴下と靴を毎日長く履いている・汗をかきやすい・足の指同士がくっついている人などは、白癬菌が繁殖しやすい環境にあると言えるため、日頃から皮膚を清潔に保つように努力することが白癬病の予防につながります。

 

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